北米を中心に海外市場でも人気のスバルのレガシィ アウトバックは、ステーションワゴンをベースとし、SUVに必要なパフォーマンスをプラスしているのが特徴です。
レガシィがもつ走りのよさが注ぎ込まれたSUV、アウトバック試乗レポート
5代目アウトバック
2014年にフルモデルチェンジしたレガシィ アウトバックのボディサイズは4.8mを超え、先代と比べ一回り大きくなっております。
最低地上高が200mmと、サスペンションは柔らかいという印象がありますが、そんなことはなく乗り心地は適度に硬めなのが特徴で、これは先代から変わっていないと感じました。
しかしシートが良くなっているので、乗り心地が悪いと感じることはなく、この点は先代から比べるとよくなった点だと感じました。
快適な乗り心地を実現
車に乗り込んでみると、確かに室内は広くなっており、シートも大きく、前、後席ともに快適な乗り心地でした。先代と比べトランクも、十分に広くなっており、スペースをしっかりと使っているような印象を受けました。
インテリアの質感もよくなっていて好感が持てました。メーター類はとても見やすく高級感があり、ステアリングにボタンがたくさんついていましたが、覚えてしまえば使いやすそうな感じがしました。実用的でストレスなく使えるのはスバルの伝統だと改めて感じました。
水平対向エンジンを搭載
そして、新型のレガシィ アウトバックは水平対抗4気筒の2.5リッターエンジンですが、エンジンをかけても静かで驚きました。水平対向エンジンは振動が少ないといわれていますが、新型レガシィ アウトバックも揺れを感じる事はありませんでした。
走り出しはスムースで、SUV特有の腰高な印象がなく、カーブでは車体が傾くのを制御し、操舵に対しても正確な反応を示しました。
また、X-MODEというシステムが搭載されており、これは舗装されていない坂道を登ったり下ったりするときに、車が自動的にアクセルやブレーキ操作をしてくれるというものです。
ドライバーはハンドル操作に集中できますので、安心できるシステムです。最近の高級SUVには装備されていることが多く、悪路走行をする機会がたくさんある人にはうれしい装備です。スバルがワゴンづくりで極めた先進技術が惜しみなく搭載されています。
さらにアイサイトも標準装備されておりますので、安全性のメリットも感じていただけるのではないでしょうか。
上級グレードもオススメ
価格は安いグレードで約320万円、上級グレードで約350万円ですが、上級グレードには革シートやシートヒーター、パワーシートなどが標準で装備されており、高級感を一段と感じられます。乗り心地は格段と良くなり、安全装備なども充実しているという印象でした。
撮影協力:沖縄スバル豊崎
TEL:098-840-6370
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