カジュアル感あるSUV、スバルのXV/XVハイブリッド試乗レポート

とても見晴らしが良いXV

XVは全長が4.5m強と比較的小さなボディですが、ハッチバックベースのクロスオーバーSUVとして、カジュアルに乗れるという魅力を継承しながら、オンロードはもちろん、悪路もしっかりとこなせるパフォーマンスが与えられています。

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室内は意外と広々としており、特にフロントシートはゆったりとしていて最低地上高が高いために見晴らしがよく、運転しやすそうな感じがしました。

そして、メーターのデザインも凝っていて、ちょっと派手な感じがしましたが運転してみると、とても見やすかったです。

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またマルチファンクションディスプレイがついていて燃費やモーターが回っているときの状況を把握できて、とても便利でした。

トランクを開けてみると、そんなに大きな車ではないのでトランクもそんなに広くはありませんが、3人くらいの荷物なら十分積載できそうな感じでした。

また、ハイブリッドのバッテリーがトランクには積まれています。このニッケル水素バッテリーのおかげで3センチくらい床が高くなっているらしいですが、ハイブリッドモデルに比べて狭いわけではなく全く気にならなりませんでした。

ガソリン車に試乗

まずはガソリンモデルから試乗してみます。ガソリンモデルは2リッターの自然吸気エンジンですが、意外とパワフルに走り始めます。

スポーティでカジュアル感のある車の印象でしたが、ハンドルは重めで、サスペンションは意外と硬く、見た目とのギャップに驚きです。

また、この車はCVTを搭載していますが、ある程度の回転域までは、アクセルの踏み加減に対してリニアに回転数の上昇と加速が伴います。マニュアルミッションやトルコン式のオートマチックと同じです。

CVTの弱点は、グッとアクセルを踏み込んで、回転数が上がると加速が伴わないことがありましたが、昔のCVTと比べると大分改善されている印象でしたので、全く問題はないと思いました。

また車内はとても静かで、ちょっと驚きました。このクラスの車や今までのスバル車に比べても静かで驚きました。

ハイブリッドだと気づかないハイブリッド車

次はハイブリッドモデルに試乗してみました。先ずエンジンをスタートさせてもエンジンはかからず、少し動き出してからエンジンがかかります。

そして驚くのはモーターで加勢しているという感じあまりしないことです。スバルのハイブリッドはトヨタやホンダのハイブリッドに比べると、モーターもバッテリーも小さめでより、モーターにはあまり依存しないタイプということでした。

ガソリンエンジンに比べても、少しパワフルかなあという印象で、明らかに違いを感じたのは、4~50km/hで走行しているときに、グッとアクセルを踏み込んで加速するときです。この時はガソリンエンジンに比べてレスポンスが良く、モーターで加勢しているという感じがしました。

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ハイブリッドの方が燃費は30%くらい良いとの事なので、30万円くらいの価格差を考えるとハイブリッドの方が良いのかなあ、という印象でした。

また試乗の時にアイサイトも試してみました。前の車に追随するクルーズコントロールは制御が上手でとても便利で、事故防止につながると思いましたし、車線逸脱防止システムも初めての体験でちょっとびっくりでした。

スバルXVの駆動方式は全グレード4WDが採用されており、SUVクラスではトップレベルの運動性能を実現しているのではないでしょうか。 撮影協力:沖縄スバル豊崎
TEL:098-840-6370

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