テスラモーターズはアメリカの電気自動車専門メーカーで、最近メディア上でも話題となっており、以前から気になっていた車なので、ABCレンタカーさんで試乗させて頂きました。
今話題の電気自動車、テスラのモデルSを沖縄で試乗!評判通りの革新的なクルマ!
今回試乗したのは「モデルS」と呼ばれる、4ドアセダンで外観は普通のガソリン車と同じです。
まず最初の印象は「大きい車だな」という感じでした。全長は5m弱、幅は2m弱とかなり大きな車です。セダンですが、トランクがつながっているハッチバックスタイルで、ポルシェパナメーラやアウディA7と同じようなサイズの車と考えればよいと思います。
通常のガソリン車であればボンネットはエンジンが積まれておりますが、電気自動車なのでボンネット部分もトランクとして使用することが可能で、日常生活で十分過ぎる収納スペースとなっております。
ハイテクを駆使したモデルS
実際に車を見てみると、塗装はとてもきれいで重厚感があり、まさに高級車という感じです。そして車に乗ってドアを閉めてみると室内はシーンとして気密性の高さを感じさせます。
そして驚くのが、17インチの大きなモニターです。通常の車ならエアコンなどの調整ボタンがある場所に、この大きなモニターがあり、様々なことを調整できます。エアコンやオーディオ関係はもちろん、パワーのコントロールなどができビックリします。
カーナビはGoogle Mapsを使用し、500曲保存可能なフラッシュメモリが完備されているのでBGMの選択にも困りません。さらにインターネットラジオやYouTubeも視聴することも可能となっております。
驚くほどパワフルなモデルS
室内はとても広く大人4人がゆったり移動できる居住性を備えています。もちろんパワースイッチを押してもエンジンはかかりません。
そしてゆっくりアクセルペダルを踏んで走り出してみますが、驚くほどパワフルですので、びっくりします。これは今までに感じたことがないパワー感で、果てしなく速く、どんどん加速していく感じでちょっと怖いくらいす。
今回試乗したのは「60D」というモデルで時速100kmまで5.7秒で加速します。因みに最もパワフルな「P85D」というモデルは時速100kmまで3.3秒で加速します。最もパワフルな日産GT-Rで3秒弱なので速く感じるのも納得です。
またハンドリングもとてもスポーティできびきび走ってくれるので驚きまた。バッテリーを床下に積み込んでいるので重心が低く、コーナーでも安定してピタッと吸い付くように走ることができ、スポーツカーの様な感じがしました。
そしてシートも大きめでとても良いシートでした。硬めなので長時間運転しても疲れることがなさそうな感じで、さすが1000万円以上の車という感じがしました。
そしてこのモデルSは走行モードも切替できます。パワーモードやエコモードの切り替えや車高の高さ、ハンドルの重さやサスペンションの硬さなど様々なモードを設定できるのが特徴です。エコモードでも十分速いと感じました。
今後のテスラと電気自動車
若干高めの価格設定となっているため、まだ街中でよく見かけるという所までは普及が進んでいませんが、スポーティーでエコロジーで高性能ですから、これからの電気自動車として今後普及が進む事は間違いないでしょう。
また、テスラ社では3台目のラインナップとしてモデルXを発表していますので、ますます目が離せなくなっています。
撮影協力:株式会社エービーシーサービス
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