個性際立つミニバン「エスクァイア」。見る角度によって大型グリルの輝きが変わり、様々な表情を魅せてくれます。
厳ついフロントマスクだけど、中身はダンディ。男が憧れるエスクァイア!
ミニバンの世界でもひと際インパクトのあるトヨタ「エスクァイア」。T字型フロントグリルのメッキバーは1本1本の角度まで徹底的にこだわっており、ゴージャスに仕立てられています。見る角度によって大型グリルの輝きが変わり、様々な表情を魅せてくれます。
際立つエンブレム
エンブレムには中世ヨーロッパの盾と矛、スーツの襟元がイメージされたデザインとなっているそうで、"ギラギラ感"だけではなく格式高い紳士を漂わせて、全体をより一層引き締めています。
これほどインパクトのあるフロントマスクですが、中身(室内)は驚くほど色味を抑えたシックなまとめ方となっております。全体的にバーガンディとブラックとする上質な空間で、インパネやグローブボックスの上部分などにステッチの効いた合成皮革シートを使用しており大入っぽさを演出しています。
ゆとりある室内空間
全長約4.7m、全幅約1.7mと、様々なシチュエーションで使い勝手の良さを考えられたミニバンですが、特筆すべき所は、360㎜の低床フロアが採用されており、これは人間工学に基づいた設計で、お子様やお年寄りでも、乗り降りしやすいと感じる高さとなっています。
さらに、最大810mmの超ワイドなスライドドアは、ミニバンクラスでもNo.1。リビングのようにくつろげる広い空間を実現し、大きな荷物やベビーカーもそのまま載せられ、多彩に利用できます。3列目シートにも優しさが感じられます。通常のミニバンとなると、3列目シートは小さく窮屈感を感じましたが、2列目シートとの距離も上手くとられており、7人乗りだとセンターウォークスルーも可能となっています。
快適な乗り心地
高速道路での乗り心地も快適で、不快な振動がなく安定した操縦性を実現。車酔いしやすい方にも優しい設計となっております。
まとめ
外見は"ちょいワル"中身は"ダンディー"。このギャップが男性にも女性にも支持されている理由の1つでしょう。通常ミニバンはファミリー向けのイメージが先行しますが、エスクァイアはゴルフやマリンスポーツ等にもマッチする万能型のミニバンなのです。
編集部独断の評価
厳つさ:★★★走行性能:★★
乗り心地:★★
インテリア:★★★