12年ぶりとなるフルモデルチェンジしたトヨタの「新型 シエンタ」。ルックスだけでなく、走りも安全性も3列ミニバントップレベル。
大人気!トヨタの新型シエンタは斬新なデザインだけではなく中身も充実
保守的なイメージだった初代シエンタから、じつに12年ぶりとなるフルモデルチェンジしたトヨタの「新型 シエンタ」は、個性的なデザインに一新しただけでなく、ガソリンエンジンの他にハイブリッド仕様も追加しました。
一風変わったスタイリッシュなデザインで、コンパクトカーでは珍しい、両側スライドドアの3列シートとなっておりますが、JC08モード27.2km/Lの好燃費を実現し、中身もしっかりと造られている印象を受けました。
新型シエンタの斬新なデザインと多彩なボディカラー
新型シエンタのデザインコンセプトは「アーバン トレッキングシューズ」。思わず外へ出掛けたくなるようなデザインで、フロント、サイド、リアの特徴的なガーニッシュにより、何処から見てもシエンタだとわかる個性が際立つ新鮮なデザインに仕上がっています。
多彩なボディカラーは13色あり、なかでもイメージカラーの「エアーイエロー」は、今までの日本車にはなかったド派手な蛍光色ボディーで、見る人に強烈なインパクトを残してます。
ヘッドライトから下に伸びたラインからサイド、リアにかけて一筆書きをイメージしたという流線型のフォルムは、全体のボディとうまくマッチしたデザインとなっております。
オシャレな室内デザインと遊び心
新型シエンタは外観だけではなく、室内デザインもオシャレで温度差を感じさせません。
中に乗り込んで、まず最初に目についたのはオレンジのライン。ステアリングの中心部分やグローブボックスの中に取り入れられており、遊び心を効かせたアクセントカラーとなっております。
マルチインフォメーションディスプレイが装備され、視認性に優れるだけでなくエコ運転をサポートするための情報も表示されます。メーター周りやエアコンスイッチなども先進性があり、質感なども上質に仕上がっています。
室内と多彩なシートアレンジ
そして、新型シエンタ注目の両側スライドドア3列シートになりますが、全長4235mmの限られたボディに高効率パッケージを実現しています。
縦にも横にも広いスライドドアは、誰でもスムースに乗り降りすることでができます。更に330mmの低い乗り込み口と手が届きやすい位置にあるアシストグリップにより、子どもやお年寄りでも乗り降りしやすくなっております。
運転席から2列目・3列目後ろにかけて座る位置が徐々に高くなっていくシアターレイアウトが採用され、どの席に座っても見晴らしが良く、小さな子どもでも車酔いがしづらい工夫がされています。
しかし、3列目シートにはそれなりの頭上空間となるため、成人男性が3列目シートに乗るのは少し窮屈に感じるかもしれません。また、荷室も3列シートにとられるため、6人乗りのドライブ旅行となると不便となります。
3列目シートは、2列目シートの床下に格納するダイブイン方式が採用されており、乗車人数・シーンに合わせたシートアレンジが可能となっております。また2列目シートも折りたためば、マウンテンバイクを積み込むこともできるフラットで広いラゲージスペースを実現しています。
低燃費で走行性にも優れ、安全性も高い
新型シエンタのガソリンエンジンモデルはJC08モード20.2~20.6km/L、ハイブリッドは27.2km/Lの好燃費を実現しており、デザインだけではなく経済性も高めています。
ハンドリングは素直で運転していて安心感があります。特筆すべきは、最小回転半径が520mmと小回り性の高さも評価できます。Uターンや縦列駐車もスムースにできます。
さらに、事故低減効果の高い3つの予防安全機能をパッケージパッケージングした「トヨタセーフティセンスC」と急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅する緊急ブレーキシグナルで先進の安全装備が備わっています。
まとめ
新型シエンタはルックスだけでなく、走りも安全性も3列ミニバントップレベル。デザインコンセプトのとおり思わず出掛けたくなるようなコンパクトミニバンと言えるのではないでしょうか。
編集部独断による評価
目立ち度:★★★デザイン:★★★
コスパ:★★
運転:★★★
【那覇空港営業所 出発】
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