使い勝手の良いコンパクトワゴン、ホンダのシャトル

しかし新型はフィットをベースにしながらもデザインは大きく異なり、フィットの兄弟車とは分からないデザインになっているのが特徴です。

全長は4.4m、幅は1.7m弱、とコンパクトで日本では扱いやすくなっていますが、これでも旧型に比べると少し大きくなりました。またインテリアのデザインもフィットに比べて上質になっていますので、ゆったりと下ドライブが楽しめるのが特徴だと思います。

トランクルームはフラットで使いやすく、4人分の荷物をしっかり搭載できますし、シートも上質です。また左右独立のオートエアコンを装備していていますし、紫外線を99%カットする窓ガラスも装備されていて大衆車ですが、高級車のように装備が充実しているのも特徴です。子供が小さな家族４人の家庭には手ごろな価格で購入できて理想の車となっています。

ハイブリッドは驚きの燃費

シャトルは1.5リッターのガソリンエンジンと1.5リッターのハイブリッドがラインナップしています。ガソリンエンジンのトランスミッションはCVT、ハイブリッドはデュアルクラッチ式のトランスミッションを搭載しているのが特徴です。これはフィットの同じパワーユニットで、パワフルで定評があります。

そしてトヨタとホンダのハイブリッドシステムにはいくつかの違いがあります。トヨタはCVTですのでアクセルを踏み込んでも加速するまで少し時間がかかるような感覚があります。

一方、ホンダはデュアルクラッチ式ですのでレスポンスがとても良いのが特徴です。今までガソリン車に乗っていた人が、トヨタのハイブリッドに乗り換えるととまどうことがありますが、ホンダのハイブリッドはほとんど違和感なく乗れるのが特徴です。

この点は好き嫌いが別れるところですが。シャトルはライバルのトヨタ・シエンタに比べるとイマイチ人気がありませんが、良い車です。

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