三菱自動車が満を持してマイナーチェンジした新型アウトランダーPHEV

三菱自動車の新型アウトランダーPHEVは2015年の6月に満を持して発表されているモデルとなります。この車における最大の特徴は、外部電源からの充電を可能とするハイブリッド車である点です。

プリウスに勝る新型アウトランダー

搭載されているリチウムイオン電池の性能も強力となっており、総電力量が4.4kWhのプリウスPHVに対して、新型アウトランダーPHEVは12kWhを誇っております。この圧倒的な電池容量は駆動バッテリーとしての信頼感に直結するものであり、高い評価を受けています。

さらに特筆する点は、急速充電器の利用が可能となっており、現在国内におけるプラグインハイブリッド車におきまして唯一とされております。実際の使い勝手を考えてみますと高速道路のサービスエリアなどにおきまして急速充電器の設置個所が増加しているところから、今後非常に使用頻度が高まると想定されます。

新型アウトランダーPHEVは独特のハイブリッドシステムを採用しているのですが、そのシステムにおける具体的な内容としましては車体を駆動するためのメイン動力をモーターから得るように設計されています。

つまり、エンジンが直接的にホイールを駆動するシーンは、制御コンピューターが効率を判断して優位性が認められる時点のみというものになります。通常における走行時にはエンジンがモーターを動かすための発電機としての役割のみを担うこととなりますので、他社には見られない独自性が垣間見れます。

Mitsubishi Motors USAさん(@mitsubishimotors)が投稿した写真 - 2015 4月 2 8:42午前 PDT

車体の内外におきまして様々なデザインチェンジがなされているのですが、特に目立つ変更点としましてはフロントマスクに精悍さを加えた点とされております。

先代のフロントマスクはやや大人しい印象とされていたのですが、今回のモデルチェンジによりまして、押し出しも強くかつシャープな印象が加わってSUVとしての性格に大変マッチしているとされているのです。

内装デザインにおきましても様々な変更点があるのですが、特にクオリティを高める変更を意識しているとされています。

またドライブをする楽しみに直結しているのが走行性能ということになるのですが、ハイブリッドシステムにおけるコンピュータープログラムを見直すことによりまして、よりアクセルワークに対するレスポンスの向上を図っております。

この見直しによりましてきびきびとした走行フィーリングをより確実なものとしており、業界関係者から高い評価を受けています。

噂の三菱コンパクトSUV【エクリプスクロス】
・クロスオーバータイプのクーペSUV
・新開発の1.5Lターボエンジンを搭載
・予防安全装備「e-Assist（eアシスト）」を搭載

三菱エクリプスクロス車種指定プラン