ハイブリッド車に日産の巻き返しとなるか!?新型エクストレイルに期待が集まっています。
日産が新型エクストレイルにハイブリッドを搭載!期待を裏切らない走行性能を実現!
日産エクストレイル ハイブリッドは満を持して2015年の5月13日に発表されたのですが、このモデルは2年前に発表されている3代目のエクストレイルのハイブリッド版といった位置づけになります。
パワフルなモーターを搭載
これは日本のハイブリッド市場におきまして遅れをとってしまっている日産の巻き返し策であり、日産がハイブリッドの訴求性や優位性を改めて認識した表れであると考えられております。具体的なハイブリッドシステムの概要についてなのですが、横置きのエンジン形式となっており1モーター2クラッチ式を採用しております。
エンジン部分の馬力は147馬力であり既存モデルと変わらないのですが、モーター部分におきましてホンダが採用しているi-DCDモーターの29.5馬力と比較して日産が搭載しているモーターの能力は41馬力となりますので、かなりパワフルなモーターを搭載しているということになります。
スムースな動力切り替え
それから評価が高い点としましてはエンジン動力からモーター動力へのクラッチ切り替え時に挙動の変化が生じることが無い点であり、非常にスムースな動力切り替えを可能としている点であります。
この点に関しては日産のエンジニアスピリッツが発揮されている点として様々なレビュー記事で高評価されているのですが、従来のノウハウを踏襲するインテリジェントデュアルクラッチコントロールの恩恵であることは間違いありません。
一般的にはクラッチ方式を採用すればクラッチ切り替え時のショックが当然生じることになるのですが、エンジンの回転数とモーターの回転数をコンピューター制御により完全に合致させることにより、動力変化によるショックを感じることがありません。
評価の高い燃費性能
そしてハイブリッド車に期待される点として大きいのは燃費性能ということになるのですが、実際に走行したレビューとして多く寄せられているのが街中の走行時にはノーマルのガソリン車と比較して大差がないということです。
これはモーター走行モードとなる場面が街中走行時には少ないことを表しているとされており、期待していた燃費性能を体感することができなかったとする声が多く寄せられています。
しかしながら高速道路などの走行時における燃費に関しては、非常に良好な数字をたたき出しておりますので、業界の関係者からは高速走行時燃費に優位性を持つハイブリッドエンジンであると評価されております。
また加速性能や走行時の安定性を高く評価する声が多い点から、高速走行やスポーツ走行に対する機敏な反応が期待できるモデルとして位置付けることができるのではないでしょうか。