沖縄でレンタカーを初めて借りる時の10の注意点

1.万が一の事故に備えて免責・ワイド補償には加入しておこう

ハンドルを握り運転する以上は沖縄も本土も関係なく安全運転に徹する事が求められます。ただどんなに運転操作のに自信がある方でももらい事故など万が一の事故は発生するものと考え保険への加入をお勧めします。

レンタカーの申し込みの際に免責補償やワイド補償が用意されていますので対人、対物、車両や人物までを幅広くカバーする免責保険には安心して快適なドライブを行う為にも加入しましょう。

レンタカーという事になりますと普段乗りなれた車とは勝手が異なり車種によって排気量やオープンカーなど不慣れな部分が出てきますので宿泊する日数により1日あたりで加算される免責保険、タイヤのパンクやバーストまでも補償してくれるワイド補償への加入をお勧めします。

2.沖縄独特の道路事情を考慮してハンドルを握ろう

仲のいい友人や家族と沖縄でレンタカーを借りてドライブする事は最高の思い出となりますが、沖縄独特の道路事情を考慮してハンドルを握る事が求められます。

特に免許を取り立ての初心者の方は注意が必要で地元の方をはじめ高齢者、初心者、観光客、米軍など特有の交通事情が見て取れます。

また多くの絶景ポイントや目に飛び込んでくる圧巻の景色に目を奪われる事も多くよそ見をしたりカーナビで案内はしてくれますが初めて通る道も多く事故に遭う危険性も高まってきます。

沖縄でレンタカーを借りてドライブする時には予め見たいポイントを押さえておき駐車場に停めて景色を満喫する事が大事です。気持ちは自然と高揚しますがドライバーは安全運転に徹する事が大事です。

3.沖縄でレンタカーを借りるのは国際免許でも可能なのか

結論から申しますと国際免許でもレンターカーを借りる事は可能です。ただ自国から交付された運転免許証と公式の日本語に翻訳された文、あとパスポートの提示が必要となりますので日本国内在住の在日外国人や観光で来た方は予め用意しておく事が大事です。

また国内のレンタカーのメーカーでは右ハンドルが主流となり運転に不慣れな事も予想されますが一部のメーカーでは外国車も取り扱っており左ハンドルの車種をレンタルする事も可能となりますので申し込みの際に問い合わせてみる事をお勧めします。

また日本では右車線走行が義務付けられており、左側走行が主流の外国とは異なりますので細心の注意を払いながらハンドルを握る事を心掛けて下さい。

4.沖縄特有の道路や運転する時間帯にも注意しよう

沖縄でレンタカーを借りる際には沖縄特有の道路舗装や公共交通バスなど時間帯によっての渋滞も考慮しながら運転する事が大事です。

普段走り慣れた一般的なアスファルトの舗装に見えますが実は沖縄の道路には珊瑚を砕いた石が使用されているため特に雨の日などはスリップ事故に十分注意が必要となります。

5.沖縄特有の野生動物の飛び出しに注意しよう

沖縄本島の北部や離島には多くの天然記念物が生息しておりリクガメやヤンバルクイナといった都会では滅多に見れないような動物が多いのが特徴です。

誰しも一度は運転中に猫や犬が飛び出してきて肝を冷やした経験がありますが、沖縄ではさらなる注意が必要となるのです。

地域によっては飛び出し注意などの標識が立っている事もありますので標識を見かけたら減速するなど万が一の飛び出しには十分注意しましょう。

また西表島にはイリオモテヤマネコが天然記念物として生息していますが飛び出しによる被害が多く万が一レンタカーでひいてしまった時にはレンタカー会社への連絡と共に西表野生動物保護センターに電話連絡し応急処置を施してもらう事を忘れないで下さい。

6.那覇空港でレンタカーを借りる時の注意点とは

多くの観光客は飛行機で沖縄本島に訪れ基点となるのが空の玄関口でもある那覇空港となりますが、レンタカーを借りる際の注意点が幾つかあります。

一般的には電話予約を行い宿泊日数やプランをもとに借りる日数を決めますが返却期限が遅れそうなケースでは店舗へ連絡しておく事が大事です。また返却の際にはガソリンは満タンに入れて返却する事は常識ですね。

待ち焦がれた沖縄旅行と言う事もあり店舗に到着し簡単な説明を受けただけですぐにドライブしたい気持ちは分かりますが、ドライブ中の不具合の事も考慮しジャッキなどの工具類やスペアタイヤ、車検証や三角板など万が一の事を想定し折角のドライブが台無しにならないよう自分で確認しておく事が大事です。

7.沖縄でレンタカーを借りて高速道路を利用する際の注意点

沖縄でレンタカーを借りて高速道路を利用する事も考えられますので注意点について見ていきましょう。

まず沖縄には２つの高速道路しかなく沖縄本島にある沖縄自動車道と那覇空港連絡道となります。どちらの高速道路も制限時速は時速80kmとなっていますのでスピードの出しすぎには十分注意しましょう。

また普段乗りなれた車とは異なり運転操作に不慣れな部分も多くありますのでカーブ走行などでは減速を心がけ自分の車ではない事を意識してハンドルを握りましょう。

飛行機の予約時間や予定していた時刻まで遅れそうになるとついついスピードを出してしまいがちですが高速道路の制限速度は時速80kmですので心に余裕を持ってハンドルを握る事を心掛けて下さい。

8.沖縄本島では信号が少ない事を理解しておこう

沖縄でレンタカーを借りて運転する際には沖縄本島の中心部には多くの信号機がありますが比較的信号機の数が少ないのが特徴です。

例え優先道路であっても譲り合いの気持ちでハンドルを握る事が大事でお子さんや高齢者を見かけた時は徐行する事が大事です。

また沖縄だけに限った事ではありませんが運転が荒く自己中心的なドライバーはどこにでも存在するものと考え特に方向指示器を出さないケースが多いので車線変更する際には注意が必要です。

些細な事で交通トラブルを起こし嫌な思いをするのは自分となりますので信号がない道路でも心のシグナルを灯し地元の方や米軍、他の観光客に迷惑を掛けない運転を心掛けましょう。

パッシングやハザードなどで感謝の気持ちを伝えるマナーも携帯しておきたいところです。

9.朝と夜では中央線が異なるバスレーンがある事を理解しておこう

沖縄では公共交通機関がバスとモノレールしかないためレンタカーは移動手段として大変効率が良いですが、約10km近い渋滞が問題となっています。

また沖縄の国道58号線では規定の時間になると渋滞解消の目的のために中央線の位置が移動し朝は1車線でも夕方は2車線となるので覚えておく必要があります。

つまり理解しておかないと反対車線を逆走する事となり大変危険ですので初めて訪れる観光客の方は特に注意が必要です。

また沖縄で国道を外れると狭い路地も多く行き止まりの道もありますのでカーナビの目的ルートを外れたコースは控える事が大事です。通い慣れた道ではなく知らない場所に到達することも考えられますので細い道ではなく国道を利用する事が大事です。

10.沖縄で運転する際にはナンバープレートのYに注意しよう

一般的な自動車のナンバープレートには4桁の数字の前にひらがな1文字となりますが、沖縄にはYという文字が存在しますので一体何か見ていきましょう。

通称Yナンバーとも呼ばれていますが実は沖縄在住の軍人やその家族に交付されるナンバーとなります。

これだけなら特に問題は無いのですが大変なのがYナンバーと事故を起こしてしまった時にあるのです。通常の事故では事故処理や保険など警察が取り調べる事になりますが、Yナンバーだとアメリカの警察が入ってきますのでその後の手続きが非常に困難となり長期化の様相があるためです。

安全運転を心掛けてハンドルを握っていれば万が一の事故に遭う確立も減らせますが、沖縄特有のYナンバーの車も多く行き交っていますので理解しておく事が大事です。

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