プリウスアルファは2011年にデビューしたトヨタのハイブリッドカーで、プリウスの派生車種です。スタイルはプリウスを少し長くしたワゴンスタイルで、プリウスよりも室内高があり、トランクも広いので家族連れにも人気のモデルです。
ワゴンスタイルのプリウスアルファは居住空間と荷室スペースがたっぷり
プリウスよりも広々のプリウスアルファ
プリウスは全長が4.5m弱、全高が1.5m弱に対して、プリウスアルファは全長が4.6m強、全高が約1.6とサイズは一回り大きくなっているのが特徴です。
プリウスアルファはフロントシートは普通のプリウスとあまり変わりませんが、後席は室内の高さが高い分頭上空間が広々しているので開放感があります。
このため長時間乗っていても疲れにくいのが特徴です。またインテリアの質感もプリウスよりも上質で、オプションの装備も充実しています。
トヨタには、アベンシスというイギリスで製造されたステーションワゴンがありますが、これ以外のモデルとしてはプリウスアルファとカローラワゴンのみで、ステーションワゴンが欲しい人の多くがこれを購入しているようです。
昔はイプサムというプリウスアルファと同じようなスタイルの車があり、結構人気がありましたが、こうしたモデルの後継車種としてプリウスは販売されています。
かなり広いトランクがあるプリウスアルファ
プリウスアルファには5人乗りと7人乗りの2種類があります。5人乗り仕様のトランクの広さは535Lでリアシートをたたむと1070Lになります。
また7人乗り仕様は3列目のシートを使っている状態だと200L、これを畳むと505L、そして2列目のシートを畳むと1035Lの荷物を積載することができます。
通常のステーションワゴンよりは室内が高いので比較的たくさんの荷物を搭載することができるのが特徴です。
気になるバッテリーですが、5人乗り仕様はトランクの下に収納されています。床が低いのでバッテリーが邪魔になるということはありません。5人乗り仕様はニッケル水素バッテリーが搭載されています。
また7人乗り仕様は左右のフロントシートの間に収納されています。バッテリーはエネルギーをたくさん貯めることができるリチウムイオンですので、よりコンパクトにできるのが特徴です。燃費はリッターあたり26.2kmとこのクラスにしては驚異的に低燃費なのが特徴です。
小さな子供がいる家庭では、大きめの車が必要ですが、ミニバンは苦手だ、とか駐車場には入らないという人もたくさんいると思いますが、プリウスアルファはそういう人にはオススメの車です。